10.09
Wed
父のことを引きずるわけではないのですが、
今回、父の葬儀を終えて、「葬儀」のことについて、
書いておきたいことがあるので、ここに記します。
なので、こういう話題は好き嫌いがありますので、
これから先、こういう話は・・と思われる方は、
ここで閉じてくださいますようお願いいたします。


++++++++++

今まで、親戚や友人、知人のお葬式には出席しても、
今回のように自分が携わることがなかったので、
初めての経験でした。通夜、葬儀に関しては、
葬儀場の方にお任せすれば流れていくので、
感傷に浸る間もないというのが正直な感想でした。
私の場合、打ち合わせ等々などの事務的なことは、
主に兄がしてくれましたので、1人で取り仕切ることはありませんでしたが、
細々したこと等々、お葬式の大変さはしみじみ感じました。

父は病院で息を引き取りましたので、
看護師さんが「清拭」をしてくださったと思います。
ですがあらためて、「湯灌」をしていただくことにしました。

映画「おくりびと」でご存知の方も多いと思います。

生まれた時産湯につかるのと同じように、
來世に旅立つのだから、お風呂にいれてあげる。

なにぶん初めてだったので、正直戸惑いもありました。

儀式がはじまり、持ち込まれたバスタブにお湯がはられ、
バスタオルで遺体を包むようにしてバスタブへ移され、
家族に肌を見せることなく、全身、手足の先 指の間まで、
洗ってくださる。家族も交代で亡くなった父の足元から胸元に
逆さ水をかけてお清めしていきます。
シャンプーで頭を洗っていただき、洗顔し、髭剃り、爪切り、
髪を乾かしセットし、終了したらお布団に移動し、化粧をほどこしてくれます。
白装束、上帯を締め、手甲、脚絆を着け、足袋を履かせて、
六文銭を入れた頭陀袋を首に掛けて身支度終了です。

流れをざっと書くとこんな感じですが、
長い入院の間、床ずれで皮膚が赤くなっていたところも
きれいにしてもらったり、口や鼻等、体のあなに綿を詰めていきます。
父の歯が抜けて口元がげっそりしているところも綿を詰めると
げっそりした顔がきれいになりました。
手足の曲がった体を洗ってくださる、硬直した体を洗うのは
大変なことのように思えました。髪の毛も美容院で洗ってもらう感じですが、
生きている人間と違って、しにくいのではないだろうか?などと
思ってしまいました。もちろんそんな不安は無用なのですが・・。

その一連のお仕事を見ていて、本当に感動しました。
亡くなった時に対面した父の顔が、見違えるほど穏やかな顔で、
眠っているかのような、今にも起きてきそうな・・
生前の父の姿に近い状態・・・温かみのある肌の色が甦えりました。

もちろん仕事といえばそれまでなのですが、
ひとつひとつ丁寧にしてくださり、わたしたち家族は
とても素晴らしいと感じました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

私自身、お葬式は簡素でも、湯灌はしてもらいたい・・と思いました。

本当にこんな時に不謹慎かもしれませんが、
とてもいい経験をさせていただきました。

湯灌の儀について考え方もそれぞれだと思います。
嫌だと思われる方もいらっしゃるかと思います。
私は「おくりびと」の映画を見ていないので、
本当に未知の世界でした。

父はどう思っているかわかりません。
ただ残された家族の満足に過ぎないのかもしれませんが・・。

ですが、本当に「湯灌」をして父を送り出せて、
良かったと思っています。


+++++

最後までお読み下さり、ありがとうございました。
また時折、父について書くこともあるかもしれませんが、
次回からまた、ふだんの暮らしのことを書いたブログに戻ります。
これからもこんなブログですが、よろしくお願いします。
仲良くさせていただいているブロガーさんのところへは、
ゆっくりとご訪問させていただきとうございます。
そして、昨日の記事にはたくさんの方が読んでくださって、
本当に嬉しく思います。ありがとうございました。<(_ _)>



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読んでくださってありがとうございます。
ひと押しくださると嬉しいです。


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